立ち読みコーナー
目次
288ページ
騎士王の××な溺愛事情    5
あとがき           283

69ページ~
「あなたの胸は……とても柔らかいですね。こんなに柔らかいとは思いませんでした」
「……あ、んぅ……っ」
「でも、乳首はこんなにしこり立ってきて……可愛いです。私にもっと触ってほしいと言っているみたいで」
エルネストの両の指が、乳首の根元をつまみ、きゅうっと押し上げる。固く張りつめた二つの粒を、エルネストの指が押し潰し、くりくりとこね回し始めた。
親指と中指で乳首の側面を擦り立てられながら、人差し指で時折軽く弾かれる。その度にびくんっ、と跳ねるように震えてしまい、ヴィオレッテは縋るものを求めて思わずエルネストの手首を掴んだ。
「……あ、あ……もう、それ、は……駄目、で……す……」
「指は駄目ですか。では口でしましょう」
エルネストは小さく笑いながら言って、片方の乳首を口に含む。熱く湿った口中に飲み込まれ、そこで舌先で細かく嬲られる。ぬめった感触だけでも堪らない心地よさがあるのに、時折強く吸われるとまた新たな快感が生まれてきて、ヴィオレッテは身悶えた。
「あぁ……あ……っ」
抑えようとしても堪えきれない喘ぎが、唇から零れてしまう。それをエルネストに聞かれたくなくて、ヴィオレッテはいやいやと首を振ってしまう。逃げ腰になってしまうと、エルネストは阻止するように自重をかけてきた。
押さえつけられて、胸を舐め回される。肌を吸い上げる音や舌を乳首に絡める音が静かな寝室内に聞こえるほどで、恥ずかしい。その淫らな水音とともに上がるのは、本当に自分のものかと疑ってしまうほどに甘やかな喘ぎだ。
「……あ……あぁ……あっ。い、や……こ、んな、声……」
「可愛らしくて甘い声です。とても……興奮します」
エルネストの下肢が動き、ヴィオレッテの膝を割ってきた。足の間に男の引きしまった片足を感じて、ヴィオレッテは軽く息を詰めた。
そこが彼を受け入れる場所だとわかってはいても、まだ誰にも開いたことがない場所だ。自分でもまともに触れたことがないため、どうしても身構えてしまう。
「大丈夫です。まだ入れません……もっとあなたを、蕩かせてからです」
「……あ……!」
エルネストの膝が、ヴィオレッテのふっくらとした恥丘に押しつけられた。下肢を包む夜着はいつの間にか脱ぎ捨てられているようで、太腿の素肌が感じられる。
何をするのかと思いきや、エルネストはその片足でゆっくりとヴィオレッテの恥丘と割れ目を擦り立て始めた。
「……あ……っ?」
引きしまった滑らかな皮膚の感触が、心地よい。エルネストはヴィオレッテの乳房を愛撫する動きを止めることなく、膝と太腿で秘密の入口をほぐし始める。
初めての感覚に戸惑っているとくちづけもされてしまった。三つの愛撫を同時に受け続けると、信じられないほどの快感がやって来る。
「……んぅ……んっ、んん……っ」
エルネストの足が、花弁をそっと擦り立ててくる。疼くような気持ちよさがやって来ると同時に、花弁がしっとりと濡れ始めていくのがわかった。夫の愛撫を受けると女性はここが濡れていくと知ってはいたが、思った以上に恥ずかしい。
「……んぁ……ふ、あ……」
「濡れてきてくれましたね。可愛い……」
わずかに唇を離して、エルネストが嬉しげに囁く。恥ずかしくて顔を背けようとしたが、再びくちづけられてそれもできない。エルネストはただ擦り立てるだけではなく、次には膝で、くっ、くっ、とリズミカルに押し上げてきた。
「……んぁ……っ!」
唇の隙間から、新たな喘ぎが漏れ出してしまう。エルネストはヴィオレッテの何かを探し当てるかのようにさらに膝を揺らした。
ぬちゅり、と花弁が押し広げられ、膝がある一点を押し上げる。花弁の奥に隠されていた何かを押されて、ヴィオレッテの腰が大きく跳ねた。
「……んんぅ!」
「ああ……見つけました。あなたの、感じるところ……」