立ち読みコーナー
目次
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不埒な寵愛 ~おじさまの腕は甘い囚われ~
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「可愛い私の天使─」
悩ましい声でささやかれ、はしたなく尖った乳首をしなやかな指先が摘んだり、こりこり転がしたりすると、下肢の中心のあらぬ部分が焦れたように疼き、その感覚の正体がわからないクラリスは、なんとか紛らわそうともじもじと太腿を擦り合わせた。
「気持ちよくなってきたか?」
艶めいた声で言われると、せつない感覚がさらに迫り上り、どうしていいかわからない。
「やめて……おじさま、恥ずかしい……」
頬を上気させて肩を震わせると、アルヴィンのもう片方の手が、ゆっくりと剥き出しの下腹部へ下りてくる。
「恥ずかしいのは、私を男として意識しているからかな?」
すべすべした太腿を上下に撫でられると、ぞわっと怖気にも似た疼きが全身を駆け巡り、クラリスは本能的な恐怖を感じ、身を捩っていやいやと首を振った。
「な、なにを言っているの……おじさま、やめ……て」
するとすかさず、疼き上がった乳首をきゅうっと強く摘まれた。
「あぅ……っ」
じんと痺れる甘い感覚に、思わず艶めいた喘ぎ声が漏れてしまう。体温がどんどん上昇し、膝が恐怖なのか快感のためなのかがくがくと震える。
「ここも、感じていないか?」
アルヴィンの手の平が、太腿から薄い和毛に覆われた下腹部を撫で回した。恐怖と謎の猥りがましい感覚に、腰が跳ねた。
「あっ、いやっ……そんなところ、触っちゃ……っ」
長い指先が、薄い茂みの奥の割れ目にまで潜り込んできた。
「ああ……?」
ぬるりと秘裂をたどられると、疼き上がる快感に悩ましい声を上げそうになり、必死で歯を食いしばった。
「すっかり濡れている─君がこんなにも淫らな身体に育っているとは思わなかった」
くちゅっと恥ずかしい水音が立ち、クラリスは恥ずかしさで頭がくらくらしてくる。振りほどいて逃げたいのに、抱きすくめられて恥ずかしい箇所を指で撫で回されると、甘い痺れに両脚の力が抜けてしまう。
「いやぁ……違う……やめて、そこ、弄らないで……なんだか……」
「なんだか?どうしたのだね?」
アルヴィンは意地悪い声を出し、片手で交互に尖った乳首を弄りながら、淫唇を何度も上下に撫で擦る。そうされると、触れられた箇所が甘く蕩けて、身体の奥のほうからなにかがとろりと溢れ出すような気がした。
「なんだか……変に……いやっ……変な気持ちになって……あ、ぁ」
泣きそうなほど恥ずかしいのに、淫らな気持ちが込み上げて、アルヴィンの愛撫を悦んでいる自分がいる。
「変な? ─気持ちいいのだろう?」
「や、あぁ、あ……ん……」
こんな行為に感じてしまうことが恥ずかしくてクラリスは答えることができず、いやいやと首を振った。
「可愛い私の天使─もっと変にしてあげよう」
アルヴィンは指先に溢れた愛液を掬い取ると、割れ目の上のほうに佇んでいる小さな突起をぬるりとなぞった。
「はっ、あっあ?」
その瞬間、どくんと突起が膨れ上がり、痺れるような快感が背筋を走り抜けた。