立ち読みコーナー
目次
256ページ
二人の王子と密×蜜 結婚 ~姫花嫁は溶けるほど愛されすぎて~  5
姫花嫁と永遠の愛 永遠の誓い                  195
あとがき                            250
180ページ~
「わかりませんか? なら次には二人一緒に愛撫して差し上げましょうか。わたしとレイフリートで——あなたの可愛らしい左右の乳房をこうして——」
「あァっ——」
「一緒に愛して差し上げる」
 右の乳房を柔らかく揉まれ、胸の突起を刺激されながら左の乳首に舌を這(は)わされ、混ざりあっては増幅していく快感に全身が震える。
「綺麗な肌だ。きめ細かでなめらかで——瑞々しい果実のようだ。触れていると離れられなくなる——」
 胸の突起を温かな口内で転がしながら、デュミナスが囁く。気づけば、彼は纏っていたものをすべて脱ぎ落としている。しなやかで逞しい身体は彫像のようだ。
 触れる肌の感触に、胸がざわめく。
 彼と身体を重ねるのは初めてじゃない。なのに今は初めてのようにドキドキしている。
「デュミナス……っ……」
 わたしは腕を伸ばすと、彼を抱き締めた。
「デュミナス…っ…キスして……っ——」
 そして口づけをねだると、彼は求めていたものをくれる。
 濡れた舌が絡みあう感覚がたまらない。より深い口づけを求めて彼の舌を舐ると、一瞬、デュミナスは驚いたような気配を窺わせたものの、すぐに舐め返してきた。
 擦れあう粘膜の心地よさにうっとり息を零すと、胸もとを弄られ、より熱い息が零れる。
「ァ……あアッ——っ——」
 直後、もうすっかり濡れそぼっている性器になにかが挿し入ってきた。レイフリートの指だ。
 感じる突起を舐められながら挿し入れられた指を動かされ、頭の芯まで溶けるような快感が背筋を突き抜けていく。
「可愛らしい声だ」
 レイフリートが小さく笑いながら言う。
「あなたのその声で、わたしを求めてください。もっともっと——わたしを——」
「あァあ……っ——」
 腰が、何度も跳ねる。恥ずかしいのに腰が揺れる。
 舐られるたび、指を動かされるたび、ふつふつとわき上がる快感が充填(じゆうてん)されていく。熱さに目眩がする。
 苦しさも痛みも知っているのに、そこに熱いものが欲しくなる。その濡れたところに、熱く潤んだところに、それ以上に熱いものが欲しくてたまらない。
「レイフリート……っ……」
 身悶えしながら、わたしは彼の名前を呼んだ。
「レイ…レイフリート……っ…お願い……」
 ねだるような声を上げてしまうことが恥ずかしいのに、より深い淫悦を求める貪欲(どんよく)さが止められない。
「お願い……っ…レイフリート……ぁ……」
 掠れた声を上げて求めると、指が抜かれ、レイフリートが顔を上げる。
 衣擦(きぬず)れの音がしたかと思うと、両脚を抱えられ、そのまま一気に貫かれた。
「っあ——ッ——」
 目が眩むような快感に、嬌声が逬(ほとばし)った。
 びくびくと四肢が震える。達した身体をさらに穿たれ、受け止められないほどの快感に涙が零れる。
 いつしかぎゅっとシーツを握り締めていると、その手をデュミナスに握られた。
 握り返すと、口づけが降る。
 ほどなく、その唇に、猛(たけ)った彼のものが触れた。
「できますか?」
 控えめに尋ねてきた声に頷くと、昂ぶっているそれをそっと口に含んだ。
 大きなものは満足に銜(くわ)えることはできなかったけれど、舌に感じる脈打つ感触に、いっそう淫らさを煽られる。
「っ…可愛い顔ですね…姫——」
「んんっ——」
「そんな可愛らしい顔で——唇でわたしのものをしゃぶっていると思うと、ますます好きになりますよ」