立ち読みコーナー
目次
288ページ
禁じられた甘い誘惑 ~処女妻と義弟~   5
あとがき                 280
56ページ〜
「俺を愛していないのは知っている。だが抱かれる時くらい愛してみろ」
「そんな器用なこと、できないわ」
 愛はそんなふうに出したり引っ込めたりできない。
「そんなことはない」
 彼の指が脚の間に忍び寄る。
「あんっ……!」
 まだ濡れそぼっている谷間を、長い指が掻き回した。くちゅくちゅと淫らな音がする。
「こんなに濡らしていて、まだ俺を受け入れないのか?」
「違うっ、これは」
 無理矢理感じさせられたから、信じられないほど卑猥なやり方で。
「女は本気で嫌だったら体が拒絶する」
 彼の指がだんだん沈み込んでいく、自分でも知らなかった深い場所へ。
「肉が縮こまってもっときついはずだ。お前の体はこんなに熱くて、俺を欲しがっている」
「嘘よっ」
 聞きたくなかった、そんなことを言って彼は自分の心を手に入れようとしている。
「私の体だけではなく、心も手に入れるつもり?そうやってバルドッチの家も乗っ取るのね」
「なんの話だ?」
ラウラレッタは気力を振り絞って語った。
「私の子供が跡継ぎになったあと、私と結婚すればあなたにも相続の権利が発生するわ。それを狙っているのね」
 自分の心を手に入れて、ゆくゆくはこの家の主人になる─それが彼の狙いなのだろうか。
「でもあなたの思うようにはならない。抱いただけで心も奪えるとは思わないで」
 ラウラレッタの言葉を聞いてもルキーノの表情は変わらなかった。心の内がわからない、鷲のような目。
「お前はなにか考え違いをしている」
 彼の指が柔らかな芽をきゅっとつねる。
「あうっ」
「俺はただお前との一夜を楽しみたいだけ、ただ種を入れるだけなら家畜と同じだ。人間ならたっぷり楽しまないとな」
「私は、いや、楽しみたくなんか、あ、ああっ!」
ルキーノの指が小さな花弁を開き、奥へと入っていく。まだきつい肉が痛みに引きつった。
「痛い……」
「力を抜け、俺に任せろ」
「早く終わらせて、痛くてもかまわない」
 痛みなら耐えられる、この屈辱から解放されるなら、どんなことでも我慢できる─だがルキーノの指は蜜をすくい上げ、さっき達したばかりの芽に塗りつけた。
「あ、やあん……」
 まだ敏感な肉芽は再びの刺激にまた膨らみはじめる。
「じんじんしてきただろう」
 ルキーノの声が耳を擽る。
「どうして楽しまない?お前のここはこんなに欲しがっているのに」
「うそ……欲しくなんか、ない」
 ただ子供が欲しいだけ、感じたいなんて思ってなかった─だが一度覚えた快楽はそう簡単に体を去ってはくれなかった。
「ああ、駄目、また……!」
 彼の指は巧みに肉芽を剥き、きゅっきゅとしごいた。それだけで未熟な花弁はまた熱を持って潤んでいく。
(あ、嘘……)
 男の指がだんだん中に侵入してくる。そんなところに隙間があるなんて─。
「あああっ」
 指を入れられながら淫らな肉を擦られると、自分の中がきゅっと収縮するのがわかった。
「さすがに初めての肉はきついな、これ以上入りそうにない」
 ルキーノは指を抜くとすばやくラウラレッタの脚の間に腰を入れる。
「このまま貫くぞ、初めての体を味わわせてもらおう」
「ひあっ」