立ち読みコーナー
目次
256ページ
王子の溺愛 ~純潔の麗騎士は甘く悶える~  5
王女の純愛 ~私だけの騎士~        233
あとがき                  254
158ページ16行目~
「お前のこの…柔らかな白い肌に似合う——」
「あっ——」
「綺麗な石のついた首飾りを贈るとしよう。きっと映えるだろう。後で皆の感想を聞くのが楽しみだ。いや、いっそ宴にはわたしも出席するとするか」
「で、殿下は…他にご用がおありだと……っ」
「ああ。だがお前がせっかくこうして美しく着飾ったのだ。見ないのは惜しい」
 そしてアレクシスは、もう一方の手でドレスの裾をたくし上げると、シュザンヌの腿に触れてくる。そのまま下着の中に挿し入ってきた指に、シュザンヌは大きく身を捩った。
「殿下…お戯れはおやめください……っ……」
 しかし声を上げても、アレクシスの指は一層シュザンヌの敏感な部分を探るばかりだ。
 せめて声は上げたくなくて必死に口元を押さえたが、指が性器を弄るたび、そこは潤った音を立てる。
 いつラダが戻ってくるかわからないこんなときに、こんなところでと思うと、自分の身体の淫らさが恥ずかしくてたまらない。
「で、殿下……もう……っ」
 シュザンヌは、羞恥に真っ赤になりながら掠れた声を上げる。だがアレクシスは小さく笑うと、一層きつくシュザンヌを抱き竦め、耳元で囁いた。
「どうした。もう我慢ができないか?」
「っ……もぅ…おやめください……っ」
 からかうように言われて、シュザンヌは耳殻を真っ赤に染める。
 なんとか逃げたくてアレクシスの手に手をかけ引き剥がそうとするが、どうしても力が入らない。彼の指が濡れた肉を撫で、擦り、すっかり感じやすくなった淫芽を刺激するたび、身体から力が抜けてしまう。
 抵抗にもならない抵抗を繰り返すシュザンヌの様子が可笑しかったのか、アレクシスは再び小さく笑った。そしてより奥まで指を進めてくると、もうすっかり潤った熱い花襞にゆっくりと指を沈めてくる。
「っぁあ……っ」
「そう暴れるな。素直に感じればいい。お前も嫌ではないだろう。お前の身体は、もうわたしとの行為の心地よさを覚えたはずだ。そうだろう? お前の肉は、いつも柔らかくぬめって、わたしを包んで締めつけて離さぬ」
「そんな……っ……」
「いやそれだけではないな。腰をくねらせて、自ら貪欲(どんよく)に快楽を貪ろうとする。滴るほど濡れた…ここで——」
「んんっ——」
 そしてゆるゆると刺激を続けてくる長い指に、シュザンヌの身体はじりじりと昂ぶらされる。
 溢れて滴る熱い蜜が、内腿を伝っていくのがわかる。声が掠れて、上擦って乱れる。
 アレクシスが指を動かすたび、背が跳ね、腰が揺れ、恥ずかしいのに声が零れてしまう。
「は……っぁ……あぁ……っ」
 そしてもうすっかり柔らかくなったそこから指が抜かれた直後。
「や……っあぁあぁあああっ——」
 背後から一気に、アレクシスの大きなものが入ってきた。硬く張りつめた熱いもので深々と貫かれ、一瞬、目の前が真っ白になる。
「ぁ…っア、あ、ぁ…ゃ…あァ……っ」
 そのまま揺さぶられ、シュザンヌは目の前の鏡に縋るように爪を立てた。
 乳房を揉まれ、乳首を弄られながら何度となく突き上げられると、そのたびにあられもない声が零れ、膝から崩れそうになる。