立ち読みコーナー
目次
232ページ
獣王と失われた王女の秘密愛      5
見出された王女と若き王の白昼愛    197
あとがき               228
 ユーリーの右手が乳房から離れ、するっと腹を撫でる。それだけでぞくぞくしたのに、さらに下の金色の草むらを撫でられたら、ぞくぞくどころかびりびりした。ああ、と小さく叫んだカタリーナの背がびくんと反る。
「ユ、ユーリー、そこ、そこっ」
「とてもぞくぞくする?」
「びりびりっ」
「大成功だ。そのままびりびりしていて。カタリーナ、ぞくぞくもびりびりも気持ちいいことなんだ」
「わ、わかった、でも、すごい、すごいびりびり……ああどうしよう……っ」
 初めての快楽で困惑するカタリーナが可愛い。ユーリーは自分がカタリーナに快感を覚えさせているのだと思うと激しく欲情した。手のひらに硬くしこった花芽を感じる。優しくくるくると撫でていると、カタリーナの体が糸で吊られるようにビク、ビクと仰け反っていく。
「あ、あ、ああっ」
 高い声をあげたところでふと愛撫の手を放した。はあはあと荒い呼吸をこぼすカタリーナが、どうしたの、というような表情を浮かべる。ユーリーは無意識に口端を笑わせ、少しカタリーナの呼吸が落ち着いてきたところでまた手のひらで花芽を転がした。カタリーナが絶頂を迎えようとすると手を止める。じっくり時間をかけてカタリーナが泣き出すまで焦らした。
「ユ、ユーリ、ユーリー……っ、もういや、やめないで……っ」
「気持ちいいだろう?」
「き、もち、い……から、ずっと、して……っ」
「そろそろかな……」
 またカタリーナにお預けを食わせて、泉に指先を伸ばした。そこは温泉の中だというのに蜜をあふれさせ、とろとろになっている。体を傷つけないようにそうっと指を入れてみると、抵抗なく受け入れてくれる。
「準備は整ったようだ」
 ユーリーは呟き、泉から指を抜くと、蜜を絡めて花芽をいじった。カタリーナが可愛い悲鳴をあげる。
「ああっ、気持ち、気持ちい、ユーリーっ、ユーリーもっとして……っ」
「わかっている。さあ、いってごらん」
「あ、あ、あ、あああんんんー……っ」
 綺麗な乳房を突き出すように仰け反ったカタリーナが、そのまま絶頂を迎えた。華奢な体が数秒痙攣し、いきなり脱力する。それに合わせて愛撫の手を離したユーリーは、とろけた表情で荒い呼吸をこぼすカタリーナに口づけをすると、ひょいと胴を掴んで岸部に腰掛けさせ、そっと寝かせた。すねのあたりまで温泉につかっているカタリーナの足を開いたユーリーは、もどかしそうにシャツのボタンを外し、ズボンの前を緩めた。
「カタリーナ……あなたの純潔はわたしが頂戴する。生涯、大切にするから……」
 はあ、と熱い息をこぼしたユーリーは、すでに十分に猛っている獰猛なものを、ひたりとカタリーナの熱い泉に押しつけた。じっくりと腰を進める。
「あ、あ、ユー、リ……なに、やめて、痛い……」
 自分がいったい、なにをしているのかわからないカタリーナが眉を寄せる。けれどユーリーはいつもの優しさを忘れたように、やめてくれない。
「ユーリー……痛い……」
「……ああ、乙女のカタリーナ……」
 ユーリーの進入を拒む乙女の扉に行き当たったユーリーは、そこでまたカタリーナの花芽をいじった。中途半端にユーリーを受け入れたまま、カタリーナが素直になまめかしい声を上げる。
「ああユーリー、ああ……」
 カタリーナの中が、ひく、ひく、とユーリーを締めつけ始める。感じている、よかった、とユーリーは思い、カタリーナが可愛くよがったところで一気に腰を突き入れた。